第35回「地方の時代」映像祭2015 ケーブルテレビ部門初のダブル入賞
中部ケーブルネットワーク株式会社(代表取締役社長 髙原昌宏)制作の2番組「ラストメッセージ~500枚の似顔絵に想いを込めて~」と「けーぶるにっぽん 美・JAPAN 愛知 蘇る産業遺産『愛岐トンネル群』」が、昨年11月に開催された「第35回『地方の時代』映像祭2015」のケーブルテレビ部門で入賞いたしましたことをご案内します。
「地方の時代」映像祭は、NHK、日本民間放送連盟、日本ケーブルテレビ連盟等が主催する、地方の優れたドキュメンタリー番組を表彰するコンクールです。
コンクールには「放送局部門」「ケーブルテレビ部門」「市民・学生・自治体部門」「高校生部門」が設けられており、ジャーナリストや作家等の審査員が部門ごとに応募番組を審査します。
2015年の「ケーブルテレビ部門」には、全国から50番組の応募があり、7番組が入賞。その内の2番組は弊社制作です。 2010年に設立されたこの部門において、1社で2つの番組が入賞することは初めての事です。
入賞番組の一つ、「ラストメッセージ」は、小牧市立北里小学校で毎年行われていた「卒業生への似顔絵プレゼント」を追ったもの。子供たち一人ひとりと対話をしながら似顔絵を描き続けた校長が定年退職を迎えるまでの半年間を綴り、「優秀賞」を受賞いたしました。 もう一つの入賞番組「蘇る産業遺産『愛岐トンネル群』」は愛知県春日井市と岐阜県多治見市に連なる廃線跡一帯を舞台にした、弊社初の4K制作です。「トンネルと紅葉」の映像美だけでなく、保全活動をする地元のボランティアの想いにも迫り、「選奨」を受賞いたしました。
なお、副賞は取材協力のお礼として「小牧市立北里小学校」へは記念品を、「NPO法人 愛岐トンネル群保存再生委員会」へは寄付金として贈呈致します。
【記】
■「地方の時代」映像祭HP
http://www.chihounojidai.jp/
■入賞番組
①ラストメッセージ~500枚の似顔絵に想いを込めて~
<番組概要>
愛知県小牧市にある小牧市立北里小学校では、卒業式前日に卒業生一人ひとりに似顔絵が贈られていた。これは、美術の教員だった永井校長が、毎年7月頃から休み時間を利用し、6年生と夢や目標などについて話しながら描いたもの。その校長が2015年3月、定年を迎えた。 子ども達に寄り添い続けた校長が、最後に伝えたいこととは。約40年にわたる教員生活に別れを告げる永井校長の想いに迫った。
②けーぶるにっぽん 美・JAPAN 愛知 蘇る産業遺産「愛岐トンネル群」
<番組概要>
「けーぶるにっぽん」とは、「一般社団法人 日本ケーブルテレビ連盟」企画の「全国ふるさとコンテンツ配信プロジェクト」と題した番組シリーズ。第5期目のテーマは「美・JAPAN」。 このテーマに沿って弊社が取り上げたのは、愛知と岐阜の県境にある旧国鉄中央線の「愛岐トンネル群」。この廃線跡一帯を散策路として保全し、春日井市を代表する観光名所にしようと奮闘する地元の有志達を追った。また、全編4Kで撮影し、特にトンネルと紅葉の映像美を表現した。
【本件に関するお問い合わせ先】
中部ケーブルネットワーク株式会社 編成制作部統括グループ 橋本真由美
℡ 052-858-2352